砂浜の瓶詰め

砂浜を瓶に詰めて、小さな海を作りたい。ハワイの有益な情報はほとんどありません。

いろいろと。

また文章が書けなくなっていた。

ブログを更新しない言い訳にしか聞こえないような気もするが、どうも私の情緒と文章能力は比例するらしく、あれも書こうこれも書こうと思ってはいるものの、いざコンピューターを目の前にすると何も手が動かず、ダラダラとネットサーフィンをしてみたりYOUTUBEを見てみたり、時間だけがただ無為に過ぎていってしまった。とはいえ、決して病んでいるというわけではなく、日々まあそれなりに生きている。あとは、毎年毎年こりもせずに応募している「お〜いお茶俳句大賞」に出す俳句を捻り出したりしていた。過去2、3回受賞したことがあるのだが、まだお茶には載ったことがないので今年こそは、と思ったのだが、100%納得のいくものはできなかった。けれど、こねくり回して詠んだ句よりも、肩の力を抜いて真っ直ぐに詠んだ句の方が良い評価をいただけることも多いので、今年こそは過去最高位を受賞したいものである。

そんなこんなで、毎日がハッピーハッピーハッピーというわけではもちろんないのだが、及第点の幸せを感じてはいる。美味しいものも食べているし、清潔な住居もある。推しもいるし、とりあえず今のところ健康でもある。そういえば、つい先日、1年に1回の婦人科のチェックアップに行ったら人生で初めて血圧が高めだと言われてしまった。一応、正常範囲内ではあるものの、前回に比べると高くなっていたらしい。体重も増えたことだし、ちょっくらダイエットするかと重い腰をあげなくてはと思っているところではある。腰はまだ上がっていない。世の中には美味しいものが多すぎるのである。

美味しいものといえば、先月食べた玉藤のトンカツは涙が出るほど美味しかった。4ヶ月前から予約していただき、初玉藤。ちなみに玉藤とは北海道に拠点をかまえるトンカツ屋で、ハワイでは予約の取れない名店の一つである。自分だけだったら絶対に行かなかったであろう名店、周りの優しい方々のおかげでデビューしてきた。衣はサックサクだし、肉はジューシーで柔らかい。白米・梅ひじき・炊き込みの中から選べるご飯も絶品で、2杯も食べてしまった。小鉢や味噌汁に至るまでも最高に美味しかった。何ならキャベツもふわふわだった。葉っぱ食べてる場合じゃない!とキャベツのおかわりはしなかったが、あのキャベツが家で再現できるのならばダイエットも成功できそうな気がする。その後は玉藤美味しかったな、玉藤また行きたいなとうわ言のように繰り返す日々。次は家族を連れていってやるかと予約できたのは、なんと最短の10月。残り半年、私はまた玉藤にうなされながら過ごしていくのだ。

と、こんな具合で私の脳みその中はとっ散らかっているし、書くネタはそこそこあるのだが、何せ文章としてまとめたり、いい感じのオチをつけようとすると途端にハードルが高くなってしまうのである。別にこのブログを大きくしたいとか、たくさんの人に読んでほしいとか、収益化したいとかそういった野心は今のところはないので、こういう記事でもいいのかなと思ったりもする。ただ、文章力というのはナマモノであり、書いていかないととにかく腐っていく。手を動かして、頭と心をフル回転させて、やっと維持できるものなのだろうと思う。5・7・5の17文字を埋めるのも大変であったが、今こうして1000字を羅列するもかなり大変だ。腐っていったのは、このたるみ切ったお腹だけではないのだと改めて反省しきり。心も体も文章力も、また鍛えていこうと思う次第である。